いびき・睡眠時無呼吸症候群について
睡眠時に呼吸停止、または低呼吸になる病気のことです。
「いびきがうるさい」「日中の眠気がある」「朝起きると体が重い」のいずれかがあれば、睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)が疑われます。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まり、十分な睡眠が得られないことによって日中の眠気を催します。症状としてはほかに、倦怠感、熟睡感が無い、起床時の頭痛、ED(勃起不全)、夜中に何回もトイレに行く、などがあります。
きちんと治療しないと、交通事故、高血圧や糖尿病、心臓の病気や脳卒中などを招く確率が大幅に上がりますし、職業や家事などの私生活に何かと悪影響が出がちですので、放置するのは危険です。
CPAP療法による治療
CPAP療法などできちんと治療すれば、健常人とほとんど生存率は変わらないと考えられています。
家族や友人から睡眠中のいびきや呼吸が止まっていると指摘されたことは無いでしょうか。もしあるとしたら、睡眠時無呼吸症候群の可能性が考えられるので、受診をお勧めします。